ライフスタイルに合わせた治療
白内障手術は目の度数を変える屈折矯正手術でもあります。
須恵中央眼科では患者さまのお話をしっかりお聞きした上で、術後どういう目の度数にするのか十分な話し合いを行い、ご提案します。いわば、患者さまひとりひとりに合わせたオーダーメイド感覚の治療を行なっております。
「モノビジョン」という考え方
モノビジョンとは?
モノビジョンとは、片方の眼を近くが見えるように、もう片方は遠くを見えるようにして、両眼で見た際に遠近両方も見えるようにする考え方です。
モノビジョンの利点
当院では患者さまによってはモノビジョン(単眼視)になるような眼内レンズの距離の設定をおすすめしております。
原則として、利き目(優位眼)に30センチ程度の距離にピントを合わせるような度数の眼内レンズを選び、利き目ではない(非優位眼)は遠くがよく見える度数の眼内レンズを選び、片方で『近く』、片方で『遠く』を見ることを脳内で切り替える事ができるようになります。それにより、眼鏡なしでも遠近両方が見えるようになり、普段の生活の向上にもつながります。
ほとんどの方は眼鏡があまり必要でなくなりますが、人によっては眼鏡による矯正が必要となる方もいます。
当院では患者さまのライフスタイルやお仕事に合わせ、術後の見え方について、十分なコンサルテーションをするように努めております。